高速サーキットマニクールで行われたF1GP。
あまり人気ないサーキットのため2010年からパリディズニー
ランドをコース化してGPやるんじゃないかとまで言われてますが。
ひさびさフェラーリが速い。モナコ、カナダと精彩が無かった
フェラーリですがここは突き抜けて速い。
対峙するマクラーレンのエースハミルトンはカナダGPのぺナで
スタート10番降格などで後ろに沈んでいる。
BMWもいまいちパッとしない。BMWの今年のマシンは速いは
速いが中高速のエアロ重視サーキットでは微妙な性能な疑惑がある。
ここフランスと次戦イギリス・シルバーストーンでそれがわかる。
もしそうならベルギーとかもかなり苦しい。
逆に速いのがレッドブルとトヨタ。
レッドブルが中高速サーキットで速そうだというのはマシン作ってる
人間的に予想できたことで空力の天才エイドリアン・ニューエイが
作ったマシンは常にその方向で作られる。
そしてトヨタ。参戦以来パッとしたものは無いチームですが
非常にトヨタらしいというか少しづつマシンが進化してようやく
ここまできたかというイメージですね。
かつてFダーニーなどのデザイナーのマシンでそこそこの成績を収めて
いたトヨタですが数年前にチーム再構築の時に個人の才能に頼ることを
辞めた感じがありますね。
フェラーリがバーンが辞めた後、マクラーレンがニューエイ移籍後に
そうなったようにトヨタもチームとして力を上げる方向へ構築を行って
いると思われます。
皮肉なことに昨年、フェラーリとマクラーレンの優遇されなくなった
ディレクター達がスパイ事件を起こしちゃったりしましたが、、
逆に才能に頼りまくることにしたのがレッドブル、そしてチームリーダー
としてRブラウンをゲットしたホンダ。
ホンダは来年のマシンがちょっと怖いです。かなり攻め込んだマシンで
きそう。今年のマシンはツナギ的な雰囲気が強すぎる。
でフランスGP。
スタートと同時にフェラーリ2台が飛び出す。ライコネンぶっちぎり体制に。
チームメイトのマッサすら引き離していく。
しかーし、ライコネン排気管がぶっこわれパワーダウン。遅くなったところを
マッサがパス。しかしフェラーリ2台が突き抜けたレースは変わらない。
マクラーレン・ハミルトンは途中ショートカットペナルティくらったりでダメ
メダ、2ndのコバライネンは4位。しかしトヨタ・トゥルーリ根性の走りを
ぬけずそのまま終了。トヨタ・トゥルーリは途中ペースが落ちるもののずっと
集中力を切らすことなくそのまま3位でゴールへ走りこむ。TV中継後半の
主役は彼。ずっとトヨタvsマクラーレンだった。
やっぱテンション高い時のイタリア人ドライバーはいい感じだ。
結局はフェラーリ1・2。トヨタ3位で終了。
トヨタは2年ぶりの表彰台です。
奇しくもトヨタチーム前監督オペ・アンダーソンがクラシックラリーで先週逝去
されたばかりでした。
70歳でラリーに出場して事故死するってのも凄さに尊敬すらするが。
次はイギリスGP。
第二次世界大戦の滑走路を改造してつくった高速サーキット・シルバーストーン。
予想ではまたフェラーリが突き抜ける。
BMW、マクラーレンはここで中高速サーキットでのマシン能力が完全にわかる。
トヨタの好調は本物か?が焦点です。
ちなみにウィリアムズの中嶋は来年の残留がほぼ確定しました。
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